KOMAKINO SPRING/SUMMER 2016 入荷しました!
今回はデザイナーのFEDERICO CAPALBOが敬愛して止まないインダストリアルミュージシャンCOILにオマージュしたコレクションとなっています。
「KOMAKINOは、SS16において1940、1950年代当時のファッション・トライブ(ムーブメント)の特有の象徴的なスタイルへの探究を深めるとともに、それを近年のストリートウェアの波及と対話させている。SS16コレクションは、イタリアで製造されたテクスチャーと手作業で製品に施された複雑でテクニカルな加工で構築された、対照的なボリューム感のあるスタイルを提案する。」
「ウール素材のワイドコートやジャケット、コット素材のトップスやシャツなど、総合的に流動的なシルエットで肩にかけてたっぷりとオーバーサイズとなっていてる。テーラリングにはドロップショルダー、後ろ身頃の台形にカッティングなど取り入れられ、ルーズなシルエットとなっており、ジャージ素材のトップスやナイロン製のジャケットに見られるボックスシェイプは、今コレクションの流れるようなルーズなシルエットのテーラリング要素の中でより誇張される。」
「デニムアイテムには鉱物染めやバイオウォッシュなどの後処理がされ、ウール、コットン、ビスコース製ののテーラリングアイテムは一点ずつハンドスプレーされている。これらの加工はコレクション全体に散りばめられた”DISC ROT”(ディスク読み込み不能)プリントに共鳴する。」
DISC ROTに隠された心情は、CDが擦り切れるほどCOILをリスペクトするデザイナーの意思がしっかりと落とし込まれ、CHAOSTROPHYが意味するものはCOILの曲名である。その二つから紐解けるのはそういった想いである。
ドロップショルダーが印象的なカットソーは、全体的なバランスも計算された、他にないディテールを兼ね備えた一着です。肩の落ち具合と着丈の絶妙なバランスで、ワイドシルエットが先行する今年の着こなしに差を付けています。
同じデザインのフーディータイプは、カットソー同様ドロップショルダーでワイドなサイジングを演出できるデザイン。しかし、ただでは終わらせないこのブランドのパンクなDIY精神がフロントに現れています。ジッパーを取り付けない切りっ放しテイストが実に斬新で、カーディガン感覚で着れる、新たな着こなしを提案した一着となっています。
シャツとジャケットを融合したトップスは上述の通り、テーラリング技術と革新的なデザインが見事合致したデザインで、フォーマルなオーバーシルエットをソリッドに捉えています。
ひと際シンプルな印象を放つポロシャツはワンポイントロゴと襟の色使いを切り替えた、さりげないデザインで遊びを効かせ、ミニマルなスタイリッシュさを表現した一着となっています。
バックパックはブランドコンセプトであるミリタリーにアプローチしたスクエア型でグラフィックデザインの生地が大胆に取り付けられたモデルとなっています。
入荷間もなく売り切れたモデルでもございますので、KOMAKINOフリークの方はお早めにぜひ店頭にてご覧下さいませ。完売必至です!