金沢21世期美術館 震災後初めて展示室を再オープン

令和6年能登半島地震の影響により展覧会ゾーンが休場となっていた金沢21世紀美術館が、震災後初めて展示室を再オープンさせ、展覧会「Lines(ラインズ)-意識を流れに合わせる」を開催する。

世界的に注目を集める英国の人類学者ティム・インゴルドの思想から着想を得た展覧会

英国の人類学者のティム・インゴルドは、人間と動物、進化という概念、人間にとっての環境など、従来の文化人類学の枠組みを大きく越える思索を続け、哲学、社会学、生態心理学など多様な領域を横断しながら人類学研究を展開する、最も注目すべき思想家だ。

本展は彼の著作の中でも、はじめての邦訳となる『ラインズ 線の文化史』(左右社、2014年)からインスピレーションを得て構想されました。世の中に存在する全てのものを「線」という視点から考察し、線が私たちの生活や人間関係をどのように形作っているか、作品を通じて考える。

ジュディ・ワトソン《 グレートアーテジアン盆地の泉、湾(泉、水)》2019
金沢21世紀美術館蔵
©Judy Watson photo: KIOKU Keizo
エル・アナツイ《パースペクティブス》2015
© El ANATSUI
金沢21世紀美術館蔵
photo: KIOKU Keizo
サラ・ジー《喪失の美学》 2004
金沢21世紀美術館蔵
© Sarah SZE

今回のテーマである「Lines/線」に沿うように、コレクション作品の中から様々な線を見出すことのできる作品をピックアップして展示するほか、日本、ベトナム、オーストラリア、ガーナ、フランス、オランダ、デンマーク、チェコ共和国、アメリカ、ブラジルの10ヵ国から多種多様な文化的背景を持つ16作家(グループを含む)による35作品を紹介する豪華な展覧会である。

出品作家はエル・アナツイ、ティファニー・チュン、サム・フォールズ、ミルディンキナティ・ジュワンダ・サリー・ガボリ、マルグリット・ユモー、マーク・マンダース、ガブリエラ・マンガーノ&シルヴァーナ・マンガーノ、大巻伸嗣、エンリケ・オリヴェイラ、オクサナ・パサイコ、ユージニア・ラスコプロス、SUPERFLEX、サラ・ジー、ジュディ・ワトソン、八木夕菜、横山奈美。

ジュディ・ワトソン《記憶の傷跡、フィンガーライムの根、カスアリーナ・イエロンガスタジオで見つけたオブジェ》2020
作家蔵
photo: Rhett Hammerton. Image courtesy of the artist and Milani Gallery, Meanjin / Brisbane.
マルグリット・ユモー《ハニー・ホルダー》2023
© Marguerite Humeau. Photo © White Cube (Eva Herzog)
Courtesy of the artist and White Cube
大巻伸嗣《Plateau 2024》2024
「Lines(ラインズ)̶意識を流れに合わせる」展示風景、2024 年 作家蔵
photo: 大巻伸嗣スタジオ

金沢21世紀美術館の開館20周年を記念して行われる豪華な展覧会ですので、是非チェックしてみてください!

Lines(ラインズ)─意識を流れに合わせる

会場 金沢21世紀美術館 展示室7~12、14、交流ゾーン

会期 2024年6月22日~10月14日

開場時間 10:00~18:00(金土〜20:00)

お問合せ 金沢21世紀美術館 TEL:076-220-2800

当店では、展覧会「Lines(ラインズ)-意識を流れに合わせる」のフライヤーを配布しておりますので、是非こちらもお持ち帰りください。

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