【ハードコア・パンクが還ってきた。】
数あるバンドTシャツの中でも群を抜いて評価の高い「BLACK FLAG」Tシャツが入荷致しました!いまハードコア・パンクが海外で再熱を果たし、再び注目されています。その流れをいち早く取り込むべくハードコア・パンクの雄とも言えるバンドBLACK FLAG(ブラック・フラッグ)に着目してみました。
では何故、海外ではBLACK FLAGのTシャツが人気があるのか、その魅力はどこにあるのか?ということを踏まえデザインを通し見て行きましょう。
バンドの知名度の高さと人気はさることながら、やはりそのデザイン性にさらなる人気の秘訣はあります。バンドのアルバムアートワークを手掛けるグラフィックアーティストRAYMOND PETTIBON(レイモンド・ペティボン)が書き下ろすイラストタッチのアートワークがなんといってもインパクト抜群なのであります。
劇画の様な感じでデザインされる独特な作風に風刺的なメッセージを込めた作品を得意とし、まさにアートでパンクを表現した内容です。
それもそのはず、彼は一時期バンドのベースとして在籍しており、さらに結成メンバーであるグレッグ・ギンを兄にもつなど、生粋のハードコア畑で育った人物であります。
バンドの象徴であるこのロゴマークも彼がデザインし、以降のアルバムアートワークも担当することとなりました。その異端な作風とバンドの硬派で尖鋭的な印象が相まってバンドの成功へと導きました。
以前もコチラの記事でも紹介しましたが、彼はBLACK FLAGのデザインだけではなく、他にも超がつくほど有名な作品を残しています。
洋楽好きなら一度は観たことがあるのではないでしょうか?そう!SONIC YOUTHのアルバム『GOO』のアルバムジャケットであります。
キム・ゴードンの熱烈なラブコールにより実現したもので、ちなみにデザインのモデルとなった人物は、ムアーズ殺人事件という世界的に大事件となった加害者の殺人鬼カップルであるイアン・ブレイディと・マイラ・ヒンドリーです。それを見事イラストに落とし込み、そしてそれを風刺として表現しました。
このように有名なアルバムジャケットも手掛けているのですが、意外にも知られていなかったりします。まだまだ溢れんばかりの作品を世に送り出し様々なジャンルに影響を与えています。
こうしてバンドの名声と共にその価値を分け与えたペティボン。この二つが重なり合って生まれたものこそがBLACK FLAGであります。
アートピースの一枚としても非常に価値のあるこれらのTシャツは廃れることなく後世に残せるバンドTシャツとなるでしょう。
各アイテム詳細はウェブストアにて。