カンヌ国際映画祭での「ある視点部門」で賞を受賞した話題作
山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリア。ある日、二人が羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてくる。子供を亡くしていた二人は、”アダ”と名付けその存在を育てることにする。奇跡がもたらした”アダ”との家族生活は大きな幸せをもたらすのだが、やがて彼らを破滅へと導いていく—。
話題作を次々と世に送り出す気鋭の製作・配給会社「A24」からカンヌ国際映画祭での上映でも一躍話題となったネイチャー・スリラー作品がいよいよ日本上陸です!
主演・製作総指揮を務めるのは『プロメテウス』、『ミレニアム』シリーズで知られるノオミ・ラパス。監督は、『ニーチェの馬』のタル・ベーラ監督が指揮するフィルムファクトリー出身で、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果を担当、本作が長編デビューとなるアイスランドの新たな才能ヴァルディミール・ヨハンソン。
舞台はアイスランドの人里離れた山間部。羊飼いの夫婦の間に生まれた羊でも人間でもない子供の誕生によって奇妙な出来事が繰り広げられるストーリー展開となっている。
今作はフィルムメーカーの作家性を尊重した野心作を次々と世に送り出している映画会社A24だからこそ実現したアーティスティックでありながら規模の大きいセッティングによって、よりリアルに感じられる作品となっています。ロケーションはアイスランド中を1年以上探しアイスランド北部のフラガという場所で撮影が行われました。20年間人が住んでいなかった農場は本作のために全て整備され、光と霧が織りなす四季、そして、農場に住む人間たちの豊かで脆弱な世界と、自然を弄ぶことも制御することもできない厳しい高地の未知の神話の世界という2つの世界を結ぶ風景を作り出しました。
アイスランド出身の監督が幼い頃から慣れ親しんだ民話などをインスピレーションに新たに解釈し構想した本作は、 人間の中に存在する自然、あるいは、自然の中に存在する人間を映し出す物語として観る者の心を揺さぶる作品となっています。
当店でもフライヤーを置いていますので是非チェックしてみてください!
『LAMB/ラム』
9月23日(金・祝)新宿ピカデリーほか全国公開
©︎2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON
配給:クロックワークス/提供:クロックワークス オディティ・ピクチャーズ/宣伝:スキップ
監督:ヴァルディミール・ヨハンソン脚本:ショーン、ヴァルディミール・ヨハンソン製作:フレン・クリスティンスドティア、サラ・ナシム出演:ノオミ・ラパス、ヒルミル・スナイル・グズナソン、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン2021年/アイスランド・スウェーデン・ポーランド/カラー/シネスコ/アイスランド語/字幕翻訳:北村広子/原題:LAMB/106分/R15+配給:クロックワークス提供:クロックワークスオディティ・ピクチャーズ宣伝:スキップ
©︎2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON公式サイト:https://klockworx-v.com/lamb/公式Twitter:@LAMBMOVIE_JP公式Instagram:@lambmovie_jp#LAMB