“刺青に込めた職人の想い”

タトゥーアートスタジオも掛け持つSANG BLEUのショートフィルム。

日系ブラジル人の彫師『JUN MATSUI』(ジュン・マツイ)

日本人の父とブラジル人の母をもつ彼はブラジル・レシファで性を授かった。少年期スケートにどっぷりと浸り、地元やサンパウロで有名なスケーターとして名が知られる様になった。

18歳の時、経済状況の悪化で日本へ出稼ぎを余儀なくされ、なけなしのお金を握りしめ日本に渡った。そこで待ち受けた苦悩と試練の日々は彼を苦しめ続けた。悩み、苦しみ、切迫した中、彼はブラジルに居る父へ連絡を取る。そこで父親からもらったアドバイスによりハングリーさを取り戻した彼はそこから現在を築く使命感を得た。

そこで出会ったのが刺青である。幼少期から興味があった絵の才能を活かし自分に出来ることを考えた。日本にはたくさんの外国人がいる。彼らは刺青に興味があるけれども何処にいけばいいかわからない。その思いが彼を彫師として目覚めさせた。

その道標となったのが伝説の彫師と呼ばれる「三代目彫よし」。
世界に日本の刺青を広めた第一人者であり、手彫りによる高い技術は世界屈指の指折りの彫師である。
三代目彫りよしは彫師=職人、タトゥーアーティスト=芸術家として二通りあると述べている。アメリカから伝来したアメリカンタトゥーは見せて歩く、日本の刺青は隠すものとして文化の違いを提唱している。職人が減りつつある現代にそういった精神性が受け継がれなくなっていることにも苦悶を浮かべている。SANG BLEUのMaxime Buchiの師匠Filip Leuも彫りよしの元で修行を積み、その想いと技術をもって世界に和彫りのジャパニーズスタイルを伝えた。

その精神を受け継ぎ、職人として駆け出したJun Matsuiも自らの道を切り開いた。

そして、偉大な職人としてその名を残した彼は自分自身と向き合い彫師としての概念を独自の解釈で伝えている。

職人としてのプライドを持つことの素晴らしさを…。ぜひご覧あれ。

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