ウィーン・アクショニズム(ボディアートやパフォーマンスなど過激な身体芸術運動)に影響を受け74歳の今も勢力的に活動する現代アーティスト”ポール・マッカーシー”
絵の具、ケチャップ、マヨネーズ、体液を頭や体になすりつけ、性、排泄、暴力などのタブーに挑んだ過激なパフォーマンスや映像作品で有名になり、漫画やディズニーキャラクター、ハリウッド映画、スーパーマーケットなどアメリカの消費文化のイメージや言語を流用しグロテスクな世界を表現しています。
出典:uk.phaidon.com
出典:xavierhufkens.com
またマスメディアを巧みに批評しその偽善性が人間に与える抑圧を露悪的アピールしています。
2014年にはパリの広場に展示された巨大なバルーン彫刻がソーシャルメディアから”パリにとって屈辱”とのメッセージが寄せられ話題となりました。
出典:zap.aeiou.pt
2017年にポスターとしてトランプのビジュアルを作成しドナルド・トランプに対するマッカーシーの気持ちを正直に描いた風刺画アート。ポールマッカーシーの”ASS HOLE”ポスターをFRAGIE内にて展示中です。