アイスランド出身デンマーク人アーティスト”Olafur Eliasson”(オラファー・エリアソン)
現在麻布台ヒルズギャラリーにて行われてる”オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期”とスタジオ・オラファー・エリアソン・キッチンと本展のコラボレーション”THE KITCHEN”は、現在注目を集めており、様々なメディアに取り上げられています。
当店でも以前ブログにてご紹介した作品集”CONTACT”は好評につき、完売致しました。
そして今回新たにオラファー・エリアソンの作品集”UNSPOKEN SPACES”が入荷致しました。
本書は、抽象的なアイデアを表現すべく、独創的かつ先見性のある形を見出そうと試みる作者の意欲的な関心を探る一冊。1990年代以降、作者自身とスタジオによって実現されてきた作品群を紹介しており、球体、トンネル、塔、歩道やアーチ道、はたまたパビリオンや巨大な建造物など、豊富な図版とともにその足跡を辿る。あわせて、地質学者や美術史家、科学史家から建築家、芸術家、哲学者に至るまで、多岐にわたる分野を跨いだエッセイを収録。そのテキストが作者の作品が持つ螺旋状のダイナミズムを一つに束ねている。
作品は小規模で実験的なものから公共の分野における大規模なプロジェクトまで幅広く展開されており、とりわけ大きなものとなると、イギリス・ロンドンの「サーペンタイン・ギャラリー(The Serpentine Galleries)」で ノルウェー人建築家のシェティル・トールセン(Kjetil Thorsen)とともに手がけた夏季限定のパビリオン(2007年)や、デンマーク・オーフスの「アロス・オーフス現代美術館(ARoS Aarhus Art Museum)」の屋上に間突如立てられた虹色の展望回廊「Your rainbow panorama」(2006-2011年)、アイスランド・レイキャヴィクの「ハルパ・レイキャヴィク・コンサートホール&会議センター(Harpa Reykjavik Concert Hall and Conference Centre)」の結晶構造で作られたファサード(2005-2011年)など、印象の強い建築物が挙げられる。それぞれの作品には作者自身の言葉が添えられており、プロジェクトの詳細な説明を通じて紹介されている。作者とスタジオによる密接なコラボレーションによって形になったこの一冊は、美術愛好家、デザイナー、学生、コレクター勢に強く訴えかける作品集に仕上がっている。
本作は複数の紙の種類を使用した豪華な装丁となっており、オラファーらしいアートブックに仕上がっております。
こちらの作品集は現在FRAGILEにて、絶賛発売中です。
現在注目が集まる彼の作品集をいち早くチェックしてみてください!