1990年代からヘアデザイナーとして世界で活躍した加茂克也(Katsuya Kamo)

2020年2月に54歳でこの世を去った彼の展覧会「KAMO HEAD ‐加茂克也展 KATSUYA KAMO WORKS 1996-2020‐」が表参道ヒルズで開催され、現在注目を集めている。

この展示は、加茂克也自身が生前に企画・構想した内容をもとに企画されており、コレクションで使用されたヘッドピースや、プライベートな時間に制作された箱型のアートピースなど約400点の作品が展示された。また展示の他に新たな作品集「KAMO HEAD」が販売されたことでも話題を呼んだ。

加茂克也は1988年から「モードのためのヘア」をコンセプトとしたモッズヘア(MOD’S HAIR)に所属し、プロのヘアメイクアーティストとして活動を始めた。その後1990年に渡仏、1996年からはJunya Watanabeのコレクションに参加。翌年97年からはUNDERCOVERも担当し、2003年には毎日ファッション大賞グランプリを受賞。また国内のブランドのみならず、CHANELのオートクチュールやFENDIのミラノコレクションなどにも携わり、世界を舞台に活躍していた。

加茂克也の作品はヘアメイクの技術を駆使したパンキッシュなものから、フェザーやメタルといった異素材なものを組み合わせた前衛的なヘッドピースなど多岐に渡る。どれも繊細かつ大胆、そして力強い。

UNDERCOVER デザイナーの高橋盾は『僕の思い描く世界観を加茂さんは常に拡張してくれます。心の底から天才だと思える数少ないアーティストの一人です。』と評価している。

当店にも展示会場でも販売された作品集「KAMO HEAD」が入荷致しました。

パリコレを中心にランウェイで発表された数々のヘッドピースを収録。メゾンとのコラボレーションにより生まれたアートピースを、自らの思いで撮り溜めた作品集となっています。1997年のJUNYA WATANABE COMME des GARCONSから UNDERCOVER、CHANEL、MINTDESIGNS、 ANREALAGEまで、病床で倒れた2019年までの22年間の思いが詰まったアートピース、約220点を収集したアートブックです。

この作品集は写真家の戎康友と加茂克也により撮影が行われ、モノクロでシンプルに仕上げたいという本人の希望が反映され、レイアウトも非常にミニマルに仕上がっています。

こちらの作品集「KAMO HEAD」は現在FRAGILEにて絶賛発売中です。

世界で活躍するデザイナーたちを魅了する加茂克也の作品たちをこの機会にお楽しみください。

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