MOTH and RABBITは、2016年にElke Filpes(エルケ フェリペス)とChristian Choi(クリスチャン チョイ)がベルリンで設立した実験的な香水ブランドであり、ストーリーや感情を香りや体験に変換するという大望を抱いている。
より深い意味と価値を持つ製品を作り、それによる人的交流の拡大によって、私たちが生きる社会とあらゆる香りに対するより深い理解へと導くことに励んでいる。現代の消費者の心の中に香りに対する新しい認識を生み出すために、香りの創造には、生活の中で香りが果たす意味と役割を大きくする新しいインスピレーションが必要だと考えている。
MOTH and RABBITのシンボルである変換と再生の原理は、香水を生産し、伝える方法を定義している。最高品質の素材を使用し、ミニマルなデザインのアプローチで、高級感と皮肉を表現し、モダンなラグジュアリーへの新たなアプローチを促している。
調香師業界の巨匠であるマーク・バクストンは、社会の思想や動向や不条理な物事を作品の中で探求するアーティストなどからインスピレーションを得て、彼が作品に対して抱いた感情から香りを創造する。
12種類のユニセックス香水は、それぞれがスリリング且つユニークな香りとなっている。
「MOOD INDIGO」「LOVE EXPOSURE」「BLOW UP」「DAISIES」「LA HAINE」「DREAMERS」「THE LOBSTER」「ENTER THE VOID」「DUKE OF BURGUNDY」「DOLLS」「SINGLE MAN」「PARASITE」の12種類の作品からインスパイアされており、ボトルにはその瞬間が印字されている。
そんなMOTH and RABBIT PERFUMESから5種類のユニセックス香水が入荷致しました。
当店では、「MOOD INDIGO」「LOVE EXPOSURE」「BLOW UP」「DAISIES」「SINGLE MAN」をピックアップ。
黒を基調としたミニマルなボトルに、透け感のあるプリントで印字されたタイトルが、スマートな印象を生み出し、高級感を感じる仕上がりになっています。
「MOOD INDIGO」は、フランスの小説家であり、作詞家、ジャズトランペット奏者でもあるボリス・ビアンの名作小説「うたかたの日々(日々の泡)」を映画化した「MOOD INDIGO」から、ジャズの要素にインスパイアされ、フローラル調の香りをベースに仕上げています。
「LOVE EXPOSURE」は邦画「愛のむきだし」から、愛、欲望、暴力、性別、宗教にインスパイアされ、かすかな甘いバルサミコの香りに仕上げています。
「BLOW UP」は、イタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニが初めて手がけた英語作品「BLOW UP」からインスパイアされ、リアリティーとファンタジーの境にある抽象的な作品を、すみれのような香りをベースに仕上げています。
「DAISIES」は、1966年にヴェラ・ヒティロヴァ監督により制作されたチェコの映画「DAISIES」からインスパイアされ、カラフルな反逆行為に触発され、ひなぎくの香りをベースに仕上げています。
「SINGLE MAN」は、コリン・ファース主演、2010年にトムフォードにより制作された映画「SINGLE MAN」からインスパイアされ、喪失の悲しみから立ち直り、死からの再生を表現しています。フローラル調の香りの中に、すみれやレモン、バラなどの香りを加えて仕上げています。
映像からインスパイアされ、香りとして表現する実験的なブランドMOTH and RABBIT。
是非、店頭にて香りを体験してみてください!