1990年結成、90年代プログレッシブ・メタルを代表するアメリカのバンド「TOOL(トゥール)」
出典:tool band.com
フロントマンでありボーカルの”メイナード・ジェイムス・キーナン”とハリウッドで特殊効果デザイナーをしていた経験からバンドのほぼ全てのPVやジャケットデザインのディレクションを手掛けるギターの”アダム・ジョーンズ”の創立メンバーを中心に神秘的でダークな世界観を持ち熱狂的なファンを持つバンドです。
そのTOOLの2019年13年ぶりにリリースされ、あのテイラー・スウィフトを抑え堂々全米チャート1位を獲得したアルバム「FEAR INOCULUM」のデザインをモチーフにしたオフィシャルTシャツが入荷致しました!
アルバムジャケットのメタリックなTOOLのロゴをフロントにバックプリントにはTOOLのアートワークを多く手掛けてきたアメリカを代表するヴィジョナリー、サイケデリック・アート界の神「ALEX GREY(アレックス・グレイ)」のアートワークが施された他を寄せ付けない圧倒的なデザインとなっております。
アレックス・グレイは2019年FEAR INOCULUMのTOOLのツアーでも実際に登場するほどバンドの世界観に大きく影響を与えており、TOOLをはじめ、NIRVANAの3rdアルバムIN UTEROの有名なジャケットデザインやBEASTIE BOYSの4thアルバムILL COMMUICATIONのインナーアートワーク、宇宙飛行士の若田光一とのコラボレーションでも話題となったマルチアーティストKENJI WILLIAMS等幅広いジャンルのアーティストのアートワークも手掛けてきました。
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グレイはグラフィックデザイナーであった父親の影響で幼い頃から絵に目覚め、70年代アメリカで起こったヒッピー・ムーブメントやポップ・カルチャーに影響され、ある時「LSD(幻覚剤)」に出会う。
それが大きな転機となり現在の作風に繋がり作品製作のためにドラッグを使用することを公言しています(影響を受けて安易にドラッグに走ろうとする人々には警告している。)
が、ただ単に自分がトリップしければ絵が描け無いなどという簡単な考えではなく、グレイ言わく「宇宙や精神世界と現実の世界の間の伝道者としての自分の使命を遂行するため」である。
そしてハーバード医科大学に通い医学教室の死体置き場等で死体の解剖に携わってきた経験を持っている為、人体を知り尽くした者にしか描けない作品となる。
そういったグレイの宇宙、精神的な感覚が綿密に描かれた作品は見る者を圧倒し、何かに目覚めてしまいそうになる程作品に力を感じる正に唯一無二のアートであります。
また、妻のアリソン・グレイとヴィジョナリーカルチャーを支援する神秘主義組織「聖なる鏡の礼拝堂」を創立、そしてチベット密教(インド密教の流れを汲んだ密教)実践者であり、アーティスト以外にも様々な活動を行っているグレイは一般的社会では到底理解が追いつかない世界を創造し世界に影響を与えています。
TOOLとALEX GREY二つが織りなす唯一無二の世界を感じてみるとあなたも何かに目覚めてしまうかもしれません。
以前入荷しましたALEX GREYのアートワークが施されたTOOLのオフィシャルTシャツはこちらから→TOOL BW SPCTRE