ミュージシャンの枠を超えアートを追求するアーティスト:マリリン・マンソン
ブライアン・ヒュー・ワーナーことマリリン・マンソンが最初に絵を発表したのは2002年のこと、発表された絵はとても個性的でした。
その絵は精神病患者によって描かれた絵を思い出させるとの声も多かったが、マンソンは制作活動を続け2006年までに3つの展覧会を開催し2007年には展覧会を世界ワールドツアーとして開催されました。
この頃マイアミの有名ギャラリスト、ロバート・フォンテーヌがマネージメントをし市場価格も上がり最初にマンソン自身が開催した時の価格が$8,000~$35,000だったのに対し$50,000~$105,000で取引されるまでになりました。
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彼の使用している画材は子供用の水彩画キットを使用しており、自身の血液を加えている作品もあると本人がコメントしてます。
マンソンの絵が使用されたアルバムが2004年リリースの”LEST WE FORGET-THE BEST OF”で使用された絵画のタイトルは”EXPERIENCE IS MISTRESS OF FOOLS”と題されカバーに使われた絵画は$35,000で販売されています。
出典:MARILYN MANSON/Lest We Forget: The Best Of/universal-music/https://www.universal-music.co.jp/
最新アルバム”WE ARE CHAOS”のアートワーク(絵画の作品タイトル:INFINITE DARKNESS)もマンソン自身が制作しておりアルバムの内容もアコースティックな作風が多くデヴィッド・ボウイの雰囲気を感じ取れるものとなっており、マンソンがコメントで今回のプロデューサー、シューター・ジェニングスとマンソンはブライアン・イーノ時代のボウイが大好きだったと語っていて非常にアーティスティックなアルバムとなっています。このアルバムは米ビルボードで初登場8位を記録しており高い評価を獲得していました。また収録曲”DON’T CHASE THE DEAD”のPVには「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダスが出演しています。
ダークアートに進化したマンソンの美学をシュールに落とし込まれたカバーアートがデザインされた新作と再入荷のTシャツが今再び発売します。