2010年代のインターネットミュージックとして台頭し、今ではCharli XCXを筆頭にポップシーンで活躍するミュージシャンも多く、音楽ジャンルとして目の離せない影響力を持つ「Hyperpop」
ポップ音楽をコンピューター上で解体して再構築することでHyperpopの土台を作り上げ、Charli XCXのサウンドプロデュースを行い、ポップシーンにそのサウンドを持ち込んだ人物こそが「A. G. Cook」です。
今回はA. G. Cookが制作したCharli XCX主演でA24より公開されたモキュメンタリームービー「THE MOMENT」のサウンドトラックのレコードが入荷しましたので、この一台ムーブメントをA. G. Cookを中心迫ります!
「Hyperpop」とは?
まずHyperpopとは、2010年代のインターネット文化・PC Music(レーベル/アート・コレクティブ)・SOPHIEの音像・SoundCloudラップ・エモ/ラップ・EDM・ポップなど融合したかなり特殊な音楽です。
音楽的な特徴を表すと、極端なピッチシフトや異常に巨大なキック、歪んだベースなどポップ音楽に存在するあらゆる要素を、限界まで誇張し、常にサビのような展開を行う音楽です。
電子音楽、ポップ、ヒップホップ、トラップ、エモ、ロック、トランス、ハードコア、ノイズ、ゲーム音楽など多くの音楽が複合されているのも特徴です。
Hyperpopのルーツ(A. G. Cook)
Hyperpopのルーツとして挙げられるのが、A. G. Cookが2013年にロンドンで始めたレーベル/アート・コレクティブ「PC Music」です。
そこで生み出されたポップミュージックの解体という手法、サウンドはThe Guardianが合成的で甘美なサウンドと視覚表現を組み合わせたものとして評され、まさに今のHyperpop原型と言えるでしょう。
この後に電子音楽家「SOPHIE」の登場と音楽メディア「SoundCloud」内でのHyperpopの流行により、一気にシーンが大きくなっていきます。
Charli XCXとA. G. Cook
そして今回ご紹介するCharli XCXとA. G. Cookのコンビが登場します。
2024年に発表されたアルバム「brat」で世界的スターとなり、Hyperpopを世界的ムーブメントに押し上げたのがCharli XCXでした。
2人の本格的な関係は2015年前後。
A. G. Cookが2015年にCharliの「Doing It」のリミックスを手掛け、これがクリエイティブ・パートナーシップの始まりとなります。
実験的なポップサウンドを追求する2人の数々の実験の集大成として「brat」が生まれ、Hyperpopが完全にメインストリームを巻き込んだムーブメントとなるのです。
THE MOMENT
そのムーブメントは映画業界をも巻き込みます。
あのインディペンデント映画レーベルA24より公開された、Charli XCX主演のモキュメンタリームービー「THE MOMENT」
この映画はbrat旋風を巻き起こしたCharli XCXを中心に、ポップスター、音楽、ファッション、SNS、現代のセレブリティ文化を虚構と現実の境界から描く、実験的な音楽映画です。
その映画のスコアをA.G cookが担当。さらに劇中ではDJとして登場し、BRAT的な音響世界を別の形に変換して新たなサウンドを生み出しており、そのサウンドに当店でも注目しております!
そして今回「THE MOMENT」のサウンドトラックのレコードが入荷しました!


2020年代を代表する音楽ジャンルとなったHyperpop。
そしてそのシーンを代表するそのA.G cookが作り上げたサウンドを是非レコードでリスニング体験してみてください!






