1984年結成、アメリカのオルタナティブバンド”PRIMUS”
技巧派プレイヤーたちによる、ダークでユーモアのある楽曲は他のオルタナティブバンドとは全く異なるものであった。
“PRIMUS”は、ベースボーカルのレス・クレイプールを中心に、ギターのラリー・ラロンデ、ドラムのティム・アレキサンダーの3ピースバンドである。
ファンクから影響を受けたレスの技巧派なベースとアイアンメイデンやヴァンヘイレンなどのハードロックやメタルから影響を受けたラリーのギターが絡み合うサウンドは、『ファンクメタル』と言われ、音楽ファンを熱狂させた。
3人のメンバー全て、技巧派メンバーでラリーはローリングストーンズ誌が選ぶ「史上最高のベーシスト50選」で36位、ティムはスピン誌が選ぶ「史上最も偉大なドラマートップ100」にて13位にランクインしている。
彼らの変態的なサウンドに、ラリーの喋りとも言える語り口調の歌唱は現代の”Black Midi”にも通じているように感じる。
“PRIMUS”は1991年にセカンドアルバム『Sailing the Seas of Cheese』をリリース、同時にメジャーデビューを果たした。
この作品には、ジム・ジャームッシュの映画でお馴染みのトムウェイツも参加し、この後のアルバムにも度々参加している。
その後の1993年発表のサードアルバム『pork soda』では、USビルボードチャートで7位を獲得。
後にプラチナ認定もされた作品であるが、プライマスの中でも非常にダークで、陰鬱としたテーマが含まれた楽曲が多い。
彼らも2年間の多忙なツアーにより、陰鬱だったとコメントしている。
メンバーはPRIMUS以外にも活動の場を広げている。
PRIMUSの活動を休止している際にレスはポリスのドラマーであるスチュワートコープランドと「Oysterhead」というバンドを結成。
2001年に1stアルバム「The Grand Pecking Order」をリリースしている。
また、社会風刺アニメ「サウスパーク」のOPにも楽曲提供をしている。
作者のトレイパーカーとマットストーンがPRIMUSのファンであり、直接PRIMUSに制作を依頼した事から実現。
約30秒ほどのOPが発表された。
そんな彼らのTシャツが2型入荷しました!
ファーストアルバム『frizzle fry』のジャケットがプリント。
PRIMUSのアルバムジャケットの多くを手がけているLance Montoyaの彫刻を、Paul Haggardがジャケットに落とし込んだ。
グリーンのボディに紫のバンドロゴ、フライパンの上に乗せられた彫刻が不気味さが際立つ非常に目を引く一枚です。
サードアルバム『pork soda』のジャケットがプリント。
こちらもLance Montoyaが彫刻を手掛け、ニールヤングやサウンドガーデンのジャケットを手掛けたフォトグラファーJay Blakesburgがジャケットに落とし込んでいます。
彫刻ならではの影の不気味さにゴールドのバンドロゴ、アルバムタイトルが映える一枚となっており、彼らのセンスが感じられると思います。
彼らの不気味で変態的なセンスが感じられるアートワーク、またプリントにヴィンテージのようなエイジングがかけられており、非常にかっこいいアイテムとなっております。
是非、店頭にてご覧くださいませ。