【ブラジル・リオを盛り立てる世界的アーティスト】
いまオリンピックに湧くブラジル・リオデジャネイロ。
リオデジャネイロと言えば治安の悪さが取り出たされ、常にそのニュースがつきまとっている。そんなリオに話題を振りまく一人のアーティストがインスタレーションを行った。
その作品はいまやBANKSYやOBEY(Shepard Fairly)などと肩を並べる世界的有名となったフランス出身のストリート・アーティスト「JR」が手掛けた。
ビルの屋上に建て付けられた巨大なフォトをプリントした作品はスーダンの陸上選手Mohamed Younes Idrisを起用したもの、海岸の岸壁に建て付けられたアートは飛び込みのアスリートをモチーフにしたもので、どちらも巨大な作品で地元民から歓呼客まで多くの人々を虜にしています。
出典:https://www.jr-art.net・art by JR(トップ画像ともに同じ)/28 Millimètres, Women Are Heroes, Action in Favela Morro da Providencia, Maria de Fatima, day view, Rio de Janeiro, 2008
彼は以前にスラム街のファーベラでもそこに住む住民達の顔写真を街中に張り巡らせるなど、地元と密着した行いで芸術を通してその現状を世界中に伝えました。
今回もオリンピックという大舞台の裏側で街の現状を救うべく、芸術で人々の心に潤いを与えるJR。話題の場所にJRの名あり、次はどこに彼の作品は現れるのか神出鬼没のアーティストからますます目が離せません!