2014年5月に74歳でこの世を去った現在も彼の伝説は続いている
SF映画の金字塔「エイリアン」のデザインはもともと1977年の作品集”ネクロノミコン”に収録された「ネクロノーム」をベースにデザインされたものがエイリアンである。
このクリーチャーデザインで有名になったH.R.ギーガーはサルバドーレ・ダリやダドなどの影響を受けキャリア50年以上のシュール・レア・リスムの画家、造形作家のカリスマアーティストである。
ギーガーは自身の表現をバイオメカノイドと呼びその独創性は音楽業界にもギーガーのファンが多い。ミュージックカバーアートや機材のデザインも手掛けており、エマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)、カーカス、DANZIG、デビー・ハリー、デッドケネディーズ、KORN、HIDEなど世界中のアーティストを魅了したことがH・R・ギーガーの人気の高さが伺える。
現在「セクシーロボット」で有名な空山基との二人展「H.R.GIGERxSORAYAMA」が2021年2月7日まで大阪心斎橋パルコのパルコイベントホールにて開催されており、絵画や彫刻作品が見れる貴重な展覧会となっています。
大阪における展覧会にはドキュメンタリー映画「DARK STAR H.R.ギーガーの世界」も上映し彼の孤高のアーティストであるがゆえのリアルな生涯の体験が知れるフィルムです。
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