坂本龍一とALVA NOTO出会いから20年、最高のアートミュージック音源がライブ盤としてリリースしました。
長年コラボレーションを行う日本人音楽家・坂本龍一とドイツ人音楽家アルヴァ・ノトことカールステン・ニコライによる 2018 年のシドニー・オペラハウスで行われたパフォーマンスがライブレコーディング作品としてアルヴァ・ノトのレーベル<NOTON>よりリリースされる。
2018 年、このデュオは ”TWO” と名付けたライブイベントのシリーズを、ベルリン、バルセロナ、ロンドン、メルボルン、シドニーで開催した。本作は2人のパフォーマンスが最高点に達した最終公演、シドニー・オペラハウスで行われた2時間のセットを編集したアルバム。2 人の新たな即興作品から、これまでにリリースしてきた5枚のアルバム、1 枚の EP、そして映画「レヴェナント:蘇えりし者」のサウンドトラックなどのコラボレーション作品からの重要楽曲が収録されている。
クラシック、コンテンポラリー、ミニマリズム、そしてジャズのタッチさえも取り込んだ坂本流の非常に美しくエレガントなピアノの技巧と、アルヴァ・ノトの抽象的で繊細なエレクトロニクスがコントラストを描き、深く魅力的な相乗効果を生み出している。
時にメロディアスで幻想的、時に優しくリズミカルで質感に富む空間的なサウンドは、暗く親密で、子宮の中に浮かんでいる感覚を呼び起こすような、無限に広がる形而的な空間から、圧倒的に胸を打つ美しい瞬間までを展開し、意図的に制御された音のボキャブラリーによる深遠な音の対話の中に 2 人の巨匠のスキルと自信を垣間見ることができる。
また、本来のハーモニーや優美さを即興の性質が自制しているにもかかわらず、アルバムは始終、静謐な均衡を保つ。まるで 2 人の聴解建築家が自由に描いた、より良い生活環境のためのサウンドデザインのように。
当店でもCD、LPを取り扱い開始しました。
ぜひチェックして見てください!