【シティボーイ垂涎のデッドストック特集】
前回に続き、今回は第二弾となるデッドストックコレクションをご紹介致します。
今回、ご紹介するブランドは
RRL (ダブル・アール・エル)
アメカジを代表するブランド”Ralph Lauren”(ラルフ・ローレン)のカントリー調クラシックラインとして誕生した「POLO CPOUNTRY」(ポロ・カントリー)の後継ラインとして1993年に設立。当時、RRLともう一つスポーツライン「POLO SPORT」(ポロ・スポーツ)も設立され、二つのラインは瞬く間に流行の的となりました。
RRLは平たく言えばヴィンテージラインとなります。ヴィンテージをこよなく愛するコレクターのラルフ・ローレン氏を筆頭に物作りの精鋭達が、全米に散らばる古き良き時代のヴィンテージアイテムを寄せ集め、そこから研究に研究を重ね、忠実にヴィンテージウェアを再現するプロダクトとして発足しました。その徹底ぶりは職人ならではの魂のこもった珠玉の品であります。つまり、デザイナーのやりたかったことを投影したラインと言えるでしょう。
ヴィンテージ特有の色落ち感、素材感、風合い、ダーメジ感など余すことなくこだわり、一切妥協を許さない物作りとして一流の技に磨きをかけ、ヴィンテージウェアの良さを伝えています。
その中で第一期(ファーストイヤーズ)と名付けられた、いまでは入手困難なラインが存在します。それは、通称”黒タグ”と呼ばれています。その名の通りブランドロゴがブラックカラーとなっています。そして、画像では分かりにくいのですが赤い文字色で3つ星と”US TRADEMARK”の文字がデザインされたタグになります。このタグは98年まで仕様されました。
そこから約3年間このラインは活動を休止を宣言しました。当時、オーバーサイズのフォルムとプレーンなデザイン性からかB-BOYの間でブレイクしたため、デザイナーが抱くヴィンテージのトラディショナルスタイルの意図に反した売れ方をしたからではないかとされています。
そして、2001年に再出発を遂げたRRLは、現代的なスタイルを取り込むことでファッショナイズされたラインへとシフトされ、価格も上昇となりラグジュアリー的な感覚でリサイズされました。それが第二期(セカンドイヤーズ)と呼ばれるラインになります。タグは主に白タグに変更されているのですが、黒タグもあり混在しています。しかし、見分けとして3つ星がデザインされていないので一目瞭然かと思います。
そうして、いまも継続されている第二期は一般層に向けたラインとして認知されています。だがストリートを熟知したB-BOY達には不評となり、自ずと彼らは着用しなくなり、ストリート間では忘れ去られた存在となりました。
しかし、昨今の90’sリバイバルブームで再び90年代のブランドが呼び起こされ、いまや現代のシティボーイ&シティガール達には欠かせない存在となっています。
無骨なまでのオーバーシルエット、ベーシックながらも素材感や風合いにこだわったデザインなど、まさに今の時代のスタイルを象徴しています。そこにズバっとハマるのがやはりRRLの”第一期”モデルではないでしょうか?
だけど、いまでは入手困難なうえ古着では高額な値段となってるため手が出しにくい現状であります。
そういった事情の貴重な”第一期”モデルを当店では低価格で販売しています。しかも、デッドストックの新品なので、この状態で現存しているのは稀でしょう。デニムカーゴパンツとカーゴショートパンツの2タイプとなります。
オールドスクールな90’sスタイルにもハズしのアイテムにも使える優れものです。ファッション番長ニック・ウースター氏もカモ柄のジャケットに合わすなど、渋くカジュアルにまとめています。デニムのワイドパンツ着用のおじさまもサイズ感を活かした粋な着こなしです。スタイリングのご参考までにどうぞ。
RRLの貴重な”第一期”デッドストックアイテムで現代のファッションに差を付けて下さい。ぜひその良さを店頭にてご堪能あれ。