【ゴールデンウィークにオススメの映画&アイテム AMERICAN PSYCHO – アメリカン・サイコ 編】
American Psycho/Mary Harron/Hakuhodo DY Music & Pictures Inc.(トップ画像共に同じ)
2000年に公開されたクリスチャン・ベール主演によるサイコ・スリラー映画『アメリカン・サイコ』
アメリカの作家ブレット・イーストン・エリスによる小説を映画化した作品で、80年代後半のマンハッタンのウォール街を舞台とした、投資会社P&Pの副社長パトリック・ベイトマン(クリスチャン・ベール)の”真実の姿”を描いた内容。
実父が経営する会社に勤務するベイトマンは裕福な家庭に育ち、名門の大学を卒業して、高級アパートメントで暮らす、いわゆるエリートビジネスマンである。昼間はジムワークで身体を鍛え、夜は同僚達と高級レストランで食事をするといった豪華な生活を送っている。しかし、実は同僚達とはスーツのブランドや名刺、高級レストランの予約など見栄を競い合う仲で、そこには一切の友情は無く冷めた関係であることが伺え知れる。
そういった贅沢で私欲の有り余る生活を送る中で、ベイトマンには裏の顔が存在する。それこそが彼の真実の姿であり、彼が最も快楽を得る瞬間でもある。全てを手にしてきた男が求めるものとはいかに…。そこにはとてつもない狂気が鎮座している。
同映画はサイコ・スリラー作品として17年たった現在においてもカルト的人気を博している。作品のストーリー性もさながら、何より劇中に使用された楽曲にも注目された。同作品の音楽を監修したのが、ヴェルヴェッド・アンダーグラウンドのオリジナルメンバーとしても有名な音楽プロデューサーのジョン・ケイルで、彼が抜粋した楽曲群はとても素晴らしくストーリーをより引き立てるものへと仕上げた。New Orderの”True Faith”を始め、ジョン・ケイル自らが作曲した曲、The Cureの”Watching Me Fall”、作品のクライマックスにはDavid Bowieの”Something In the Air”他が使用され、時代背景にあったイメージを完璧に作り上げた。こういった観点から作品を捉えると音楽好きでも楽しめる作品となっているので、一見の価値はあるでしょう。
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作品で使用されたNew Orderの楽曲”True Faith”のTシャツやジョン・ケイルのTシャツも絶賛販売しているので、重ねてそちらもどうぞチェックして見て下さい!
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