【世界で活躍する現代アーティスト”池田亮司”とは?】
池田亮司 (いけだ りょうじ 1966年-)
岐阜県出身の電子音楽を用いたパフォーマンスで実験的に活動する現代美術作家。1990年より音楽活動を開始。94年に京都芸術大学の学生を中心に結成したアーティストグループ『ダムタイプ』に参加。そこで舞台音楽を手掛けるなど10年間に渡り技術を磨いた。それと並行に国際的に活動の幅を広げ、バレエ振付家ウィリアム・フォーサイス、建築家の伊東豊雄、写真家の杉本博司、現代音楽家のカールステン・ニコライ、メルツバウ、ジェフ・ミルズらとも共同で活動を行なうなど多岐にわたる活躍を果たしている。現在はフランス・パリを拠点に世界をまたに活動を続けている。
出典:http://www.ryojiikeda.com・photo: Marius Maasewerd, courtesy of Audemars Piguet
昨年、秋頃にロームシアター京都で開催されたアートイベント『KYOTO EXPERIMENT 2016』の一環で行なわれた池田亮司による音響と映像のコンサート『Ryoji Ikeda: Concert pieces』では、これまでの作品を交えたアーカイブ的な内容となり大きな話題を呼んだことが記憶に新しい。
劇場のスクリーンに写し出される緻密なヴィジュルアートがサウンドに絡み、異次元空間に居ている様な感覚で、視覚と聴覚を揺さぶる刺激的な芸術をまじまじと見せ付けました。また、劇場の中庭には巨大スクリーンを設置し、本邦初となる映像と音響のインスタレーションアート『the rader [kyoto]』も披露するなど、世界を制したアーティストの実力を遺憾無く発揮したイベントとして新たな歴史を築きました。
そんな世界で名の知れた日本を代表するアーティストを改めて特集する今回のポップアップ。知らない方も知っている方も現代アートの魅力を再発見して、日本人の凄さを見つめ直してみましょう。乞うご期待あれ!