1980年の創刊以来、世界のユースカルチャーを先導し今なお伝説として語り継がれる「THE FACE MAGAZINE」


カート・コバーンなど、THE FACE MAGAZINEの表紙を飾ったミュージシャンはその後世界的な成功を収め、若かりし日のケイト・モスやナオミ・キャンベルなど同誌が支持するモデルたちはその時代を代表する顔となった。


あわせて、ファッション・スタイリストとして革命を起こしたレイ・ペトリを中心とした英国のクリエイティブ・チーム 「Buffalo(バッファロー)」やユルゲン・テラーやコリーヌ・デイなど今やその名を世に轟かせるアーティストもここでキャリアをスタートさせており、カルチャー誌の中でも特別な地位を築いてきた。
写真、ファッション、音楽、グラフィックデザインなどの分野における新進気鋭の才能を支援し、イメージを生み出す者たちにとって創造的かつある種破壊的で革新的な場として今なお語り継がれる「THE FACE MAGAZINE」の歴史を辿る作品集がFRAGILEに入荷いたしました。

2025年2月から5月までロンドンの「ナショナル・ポートレート・ギャラリー(National Portrait Gallery)」で開催された展覧会に伴い刊行された。本作は、この分野における創造性や文化的な景色を形作ってきた先駆的な存在である同誌を紹介し、そこから発信された象徴的なファッション・イメージやポートレイトを讃える一冊である。



本書には、同雑誌に登場して以来象徴的な存在として在り続ける面々、ケイト・モス、アニー・レノックス、カート・コバーン、イギー・ポップ、スヌープ・ドッグ、デヴィッド・ボウイ、ユアン・マクレガー、「マッドネス」、「セックス・ピストルズ」、カイリー・ミノーグなどのポートレートを収録。また、これまでに寄稿されてきた声にも再び光を当てながら、イギリスの芸術、デザイン、文化において今なお影響を与え続けている「遺産」を称えている。
「ナショナル・ポートレート・ギャラリー」の写真部門主任キュレーターであるサビーナ・ヤスコット=ギル(Sabina Jaskot-Gill)をはじめ、キュレーターであり作家のエコウ・エシュン(Ekow Eshun)、フォトグラファーで映像作家のジェイミー・モーガン(Jamie Morgan)、音楽ジャーナリストのピート・パフィデス(Peter Paphides)、同誌編集長のマシュー・ホワイトハウス(Matthew Whitehouse)が本書に新たにテキストを寄稿。


ユルゲン・テラー、マイルズ・オルドリッジ、エレイン・コンスタンティン、コリーヌ・デイ、デヴィッド・ラシャペルらが同誌で手がけたポートレート写真が、起用された表紙とともに紹介されている。

様々な才能を発掘し、ユースカルチャーを牽引してきた「THE FACE MAGAZINE」
その先鋭的なビジュアルスタイルは40年以上たった今でも新鮮な輝きを見せ、人々を魅了するだろう。
こちらのアートブックは現在FRAGILEにて絶賛発売中です。是非店頭にてご覧ください。