【OBEYの最新グラフィックデザインによる限定Tシャツ】
街中のいたるところに自身で制作したポスターを張り巡らせ、その存在を”プロパガンダ”(宣伝)へと導かせたストリートアートの申し子シェパード・フェアリーによるブランド「OBEY」(オベイ)より入荷の最新Tシャツ。
シェパードによるOBEYらしいデザインに仕上がったアートワークは、90年代より活動している3ピースのガールズパンクバンド『Sleater-Kinny』(スリーター・キニー)のトラック”Here We Come”にて用いられています。
またその楽曲は「プランド・ペアレントフッド」(Planned Parenthood 全米家族計画連盟/PP)と呼ばれる人口妊娠中絶手術、避妊薬処方、性病治療、不妊治療といった医療サービスを提供している非営利団体に売り上げを支援するコンピレーションアルバムに収録されています。コンピレーションにはBjorkやFoo Fighters、CHVRCHESにSt.Vincentなど、その他多くのミュージシャンやアーティスト達が参加しています。
この団体の支援には様々な論争が巻き起こっています。2017年にアメリカのトランプ政権が”メディケイド”(州が管轄する民間の医療保険に加入出来ない低所得者・身体障害者向けの公的医療制度)の費用立て直しで、PPに対して助成金の停止を命じたことで、約39万人もの低所得者の女性達が医療や避妊薬の処方が受けられなくなることに多数の支援者が警報を鳴らしています。
“「トランプ政権と議員の両方が、アメリカの人口の51%に関心を払ってくれることを願っています。女性たちは将来に大きな不安を感じているのです」と、PPのセシル・リチャーズ会長は、ハフポストUS版のインタビューで語った。「ほぼ男性のみの部屋で政策が決定されており、自分たちが直接影響を受けない問題について決議していることを考えると、とても苛立たしい。この国の何百万人もの女性を代表する人がいないのです」”
引用元:https://www.huffingtonpost.jp/2017/05/05/planned-parenthood_n_16441748.html
そういった背景には、アメリカが抱える大きな問題が浮き彫りとなっています。
100年近い歴史を持つPPは、米国の農村部に暮らす避妊や出産に関しての適切な知識をもたない女性達に対してアドバイスやケアをする目的として立ち上げられました。現代において知識は広がってはいますが、一部には宗教観から中絶を認めない扱いが見受けられています。さらには全世界において国際問題ともいえる強姦事件がアメリカは最も世界で犯罪件数の多い国として認知されています。
この様な事柄をアート×ミュージック×ファッションといった人々の身近に存在するカタチで交えて伝えるOBEYの行動力には社会的な力がみなぎっています。ぜひこの一枚を通じて啓蒙活動への意思を示してみてはいかがでしょうか?
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