The Libertines ザリバティーンズ
1997年結成。ガレージロックリバイバルの中心バンドとして知られ、2000年代前半から次第に注目を集め00年代ロックを語る上で欠かせないイギリスのロックバンド。
初期の奏でる音楽は荒削りで、演奏技術が〜、曲の構成が〜だとかそういう次元のバンドではない。ロック。ザ ロックである。

聞いた瞬間に「衝動」が走るようなクソったれの為の音楽。加えて瞬間的に虜にされる天才的なメロディーセンスとファッション性、セックス・ピストルズを彷彿とさせるリアルさや歌詞、振る舞いからくるパンクの要素も持っているバンドとくるから日本にも熱狂的なファンが多い。

出典:eiga.com/

バンドは作詞・作曲を共同で行う「ピート・ドハーティ」と「カール・バラー」の2人によって始動した。
2人以外のメンバーは結成当初は流動的だったが、ドラムにゲイリーパウエル、ベースにジョン・ハッサールに落ち着き、今年フジロックメインアクトにも選ばれているアメリカのロックバンド「ストロークス」を世に送り出したイギリスの老舗インディレコードレーベル、ラフトレードレコードからメジャーデビューする。

アルバムプロデューサーにザクラッシュの元メンバーミックジョーンズを迎え2002年にデビューアルバム『up the bracket (リバティーンズ宣言)』(直訳で一発食らわすなどの意味)を発表しイギリスチャートでアルバム1位を獲得し一躍有名になった。
しかし2004年2ndアルバム『The Libertines (リバティーンズ革命)』を最後にピートのドラッグ中毒による問題やトラブルが絶えずバンドはわずか2枚のアルバムを残して解散した。

出典:amazon.co.jp

ピートの度重なるMr破天荒エピソードは数え切れず、重度の薬物中毒、数々の逮捕沙汰からケイトモスとの交際、リアム・ギャラガーの交際相手だった元キル・シティのシンガーであるリサ・ムーリッシュとの間にピートとの子を設ける…etcなどメディアにも多く取り出さられる事になる。

一方で類稀なるカリスマ性、ファッション性を持ち当ブログでもお馴染み孤高の天才デザイナーエディスリマンがピートを2年間に渡って撮り続けた写真集「London Birth Of A Cult」 を出版している。
またステージ衣装をエディが手がけたり、2006年Diorクリエイティブディレクターの際にコレクションでもオマージュを捧げるなどエディ自身も熱狂的なファンである程でファッション界にも多大な影響を与えた。

出典:Amazon.com

そうして数々の功績、トラブルを経ながらピートはバンド脱退後、Babyshambles(ベイビー・シャンブルズ)、相方バラーはメンバーのゲイリーパウエルと「Dirty Pretty Things(ダーティプリティシングス)」として新しくバンドを結成し、別々の道を辿っていたが、2010年一時的な再結成後、2015年正式にファン待望の再結成を果たし11年ぶりとなるサード・アルバム『Anthem For Doomed Youth(リバティーンズ再臨)』を発表し様々な困難を乗り越えて現在に至る。

今回そのロックシーンを駆け抜けたThe LibertinesのオフィシャルTシャツが入荷しました。

将服を着たピエロをアートワークに
元々のバンド名にする候補にもあがっていたThe Albions、Babyshamblesの曲名のタイトル、ピートの詩などで度々登場するAlbion(イギリスの古称。日本でいえば大和)という文字を使い自国英国の愛情と皮肉をもったメッセージ「Albion To Utopia」を加えている1枚です。
襟を切りっぱなしにしたり、ビンテージ加工したりとDIY甲斐しがいのあるアナーキーなデザインですので、お気に入りの1枚に仕上げてみてはいかがでしょうか。

また再結成後、数年たった2019年にもピートが複数回逮捕されており危ういバランス感は健在ですが、現在はメンバーとバー兼スタジオ「The Albion rooms」をオープンするなど新たな活動を行っており、ピートがインテリア・デザイナーとして建物内の装飾のデザインを手がけ「芸術性(と時に悪行)の隠れ家」をコンセプトのもと活動しているとのこと。

これからの動向に再注目される00年代の伝説的バンドThe Libertinesのロックはまだまだ続いていく…かもしれません。

関連記事

  1. RYOJI IKEDA / TEST PATTERN

    2022.07.18

    RYOJI IKEDA / TEST PATTERN

    現在国内では13年ぶりの大規模個展が開催中の池田亮司の限定250冊アートブックが入荷しました…

    RYOJI IKEDA / TEST PATTERN
  2. BEASTIE BOYS “Paul’s Bourique”30 周年アイテム

    2019.10.3

    BEASTIE BOYS “Paul’s Bo…

    グラフィティとストリートアートの展覧会"BEYOND THE STREETS"本展のキュレーションは…

    BEASTIE BOYS “Paul’s Bourique”30 周年アイテム
  3. SONG EXPLODER-音楽を紡ぐ者ナイン・インチ・ネイルズ「ハート」

    2021.01.24

    SONG EXPLODER-音楽を紡ぐ者ナイン・インチ・ネイルズ「ハー…

    NETFLIX配信の音楽ドキュメンタリーにナイン・インチ・ネイルズが登場2020…

    SONG EXPLODER-音楽を紡ぐ者ナイン・インチ・ネイルズ「ハート」
  4. NEW ARRIVAL / BAND T-SHIRTS AUTUMN 2016 Vol.1

    2016.08.24

    NEW ARRIVAL / BAND T-SHIRTS AUTUMN …

    【新作バンドTシャツ入荷しました!】まだまだこれからのシーズンも大活躍間違いなしのバンドTシャツ…

    NEW ARRIVAL / BAND T-SHIRTS AUTUMN 2016 Vol.1
  5. SEXTILE – New Song “One of These”

    2017.06.4

    SEXTILE – New Song “One of Th…

    【次世代のポストパンクバンド SEXTILE による新曲”One of These"】…

    SEXTILE – New Song “One of These”
  6. INSIGHT SUMMER 15

    2015.05.29

    INSIGHT SUMMER 15

    INSIGHT SUMMER 15 COLLECTION2015 SSも絶好調なINSIGHTか…

    INSIGHT SUMMER 15
  7. NEUW DENIMの最新モデル”Julian Relaxed”にフォーカス

    2023.12.28

    NEUW DENIMの最新モデル”Julian Relax…

    ヴィンテージデニムだけでなく、テーラリングやモードファッションを追求した洗練されたスタイルに、ミュ…

    NEUW DENIMの最新モデル”Julian Relaxed”にフォーカス
  8. MARILYN MANSONのアート論

    2021.01.18

    MARILYN MANSONのアート論

    ミュージシャンの枠を超えアートを追求するアーティスト:マリリン・マンソンブライアン・ヒュー・ワー…

    MARILYN MANSONのアート論
  9. WESLEY EISOLDの謎に包まれた最新プロジェクト「STATUE OF HEAVEN」

    2026.02.12

    WESLEY EISOLDの謎に包まれた最新プロジェクト「STATUE…

    FRAGILEが長年にわたりプッシュしている音楽家WESLEY EISOLD(ウェスリー・エイソー…

    WESLEY EISOLDの謎に包まれた最新プロジェクト「STATUE OF HEAVEN」

NEW POST

PAGE TOP