
卓越したセンスで表現されるタイポグラフィで、1960年代に勃興したコンセプチュアル・アートの中心人物として知られ、昨年開催された瀬戸内国際芸術祭で作品が展示されたことで話題を呼んだアメリカ出身のアーティスト LAWRENCE WEINER(ローレンス・ウェイナー)
彼はNEW ORDERとはじめとする、FACTORY RECORDのアーティストたちのフライヤーやポスターデザインを担当。近年では2017年にニューヨークで行われたTHE MODERN LOVERSのJONATHAN RICHMANのイベントでポスター制作。ロックファンにとっては切っても切れない存在である。
ウェイナーは1942年にニューヨークに生まれ、高校卒業後に様々な経験を経て、1960年代にアーティストして活動をはじめた。初期の作品はキャンバスの中でよりドラマチックに表現する実験を行い、その後にはカーペットや壁から正方形に切り取った作品を発表。
1968年に野外展覧会のために作品を制作した際に自らのアートの定義を確立、それを宣言。アート×言語をミックスしてその力を世界中に示し、クリエイターたちから絶大な支持を受けることとなる。
今や世界的ブランドとなったSacaiのデザイナー阿部千登勢も彼から影響を受けた1人だ。
彼を敬愛し、18SSコレクションでコラボレーションアイテムを発表し、Sacaiを特集したA Magazineでも阿部千登勢とウェイナーとの対談が収録されている。
更にAVANT ARTEやMaharamなどファブリックブランドとのコラボレーションを行うなど、ファッションデザイナーたちからの支持も厚い。
彼のその影響力はアパレル業界に留まらない。
Pace Galleryを通じて、現代陶芸家Heami Leeとコラボレーション。ウェイナーの言葉を刻んだ陶器を発表。伝統的な月壺にウェイナーのグラフィックで「IN THE STREAM OF LIFE」 を刻んだ。この言葉は哲学者ウィトゲンシュタインから引用したものであり、「言葉は人生の流れの中でしか意味を持たない」というメッセージが込められている。

FRAGILEではLAWRENCE WEINERの1965年から2021年の間に制作されたポスター250点をはじめてまとめ上げたアートブックを販売しております。



本作は、これまで手がけてきた作品が文化全般に様々な形で広まってきたことを証明するように、エディション作品、書籍、オーディオ作品、エフェメラのセレクションをもって補完されています。



NEW ORDERをはじめ、FACTORY RECORD所属のSECTION 25やQUANDO QUANGOのフライヤーやJONATHAN RICHMANのポスターも収録されています。


LAWRENCE WEINERのアーカイブブックは現在FRAGILEの店頭にて絶賛発売中です。彼の溢れ出るクリエイティビティを是非こちらの1冊でお楽しみください!






