映画「20センチュリー・ウーマン」で当店のブログでも紹介したマイクミルズ。
マイクミルズはグラフィックデザイナーとして90年代から常に時代のカルチャーを牽引し、映画監督、脚本家も手掛けている現代も活躍しているマルチアーティストです。
出典:シネマトゥデイ
Sonic YouthのアルバムジャケットやX-Girl、Marc Jacobsなどにもデザインを提供。
NIKE、adidas、GAPなどのCMも監督しており彼の手掛けるデザインは人々の記憶に印象的に残りやすく、今現代の若年層の方も一度は見た事があるデザインや映画があるのではないでしょうか?
日本を舞台に東京に住む5人のうつ病患者の日常を撮った映画「マイク・ミルズのうつの話」や近年2019年ではアメリカのロックバンド「the national」のアルバム「 I Am Easy To Find』とリンクさせた共同プロジェクトによる同名の短編映画、今年2020年には映画「ジョーカー」でオスカー主演男優賞を受賞した事で記憶にも新しい「ホアキン・フェニックス」主演最新作で監督、脚本マイクミルズの新作映画「c’mon c’mon 」(A24 制作)が今年全米で公開予定となっており、まだまだそのマルチな才能を活かしています。
そういった様々なアーティストやブランドまた自身でもカルチャーを推し進めてきたマイクミルズはビースティボーイズともその歩みを共にしてきました。
1995年Multi Dimensional Sound tourやビースティボーイズが日本へ3.11東北地震復興支援の一環として、チャリティコラボレーション「A BATHING APE(R)×BEASTIE BOYSチャリティTシャツ」を発表した際にはTシャツのデザイン、またビースティボーイズ8作目の最後のアルバム2011年「Hot Sauce Committee Part Two」のジャケットデザインも手掛けています。
そして先日入荷したBeastie Boys hello nasty 20周年Tシャツのデザイン。
出典:Mike Mills
ビースティボーイズ1998年ワールドツアーにてイギリスロンドンの最も有名とされている「Brixton Academy」というコンサート会場でマイクミルズがデザインしたポスターデザインが使われており、正に20周年の記念に相応しい大変貴重な一枚です。
更にTシャツの土台にはヨーロッパボディを使っており、ファッショナブルなシルエット、肌触りの良さも加わっているのでこの機会を是非お見逃しなく!
またこちらもマイクミルズデザインでアメリカを代表するバンドBeck 「where it’s at」 のオフィシャルTシャツも入荷致しましたのでこちらもチェックしてみて下さい。
様々なカルチャーに影響を与えてきたマイクミルズ。
カルチャーが段々と薄れていく現代の現状を変える為には、こういった先人達のカルチャーを知る事が第一歩となり、そこからまた次なる新しいカルチャーを生み出していく事が大事なのではないでしょうか。
カルチャーが無くなくなれば、歴史も生まれません。
Mike Mills オフィシャルサイトhttp://mikemillsmikemills.com