【PSYCHIC TVの女性ベーシストが手掛けるハンドメイドシルバージュエリー”LOVE JESSE DESIGNS”】
イギリスが誇る前衛的インダストリアル・バンド「Throbbing Gristle」(スロッピング・グリッスル)のオリジナルメンバーであるジェネシス・P・オリッジのバンド「Psychic TV」(サイキックTV)でベーシストを務める女性メンバーAlice Geneseが手掛けるシルバージュエリー”LOVE JESSE DESIGNS”のアイテムが入荷しました。
バンド活動や家族の絆から影響を受けたデザインはインダストリアルなテイストな物から、ネイティブな民族テイストな物、はたまた宗教的なデザインの物まで幅広い観点からオリジナリティー溢れたデザインで創造性豊かに制作されています。ひとつひとつを全てハンドメイドで作るなど徹底したこだわりを持っています。今回入荷したタイプはその中から厳選に厳選を重ねたコレクションとなっています。
まず螺旋状になったコイル(バネ)を象ったシルバーリングはまさに金属的(インダストリアル)な背景をバックとしたデザインで、インダストリアルな硬質な部分を残しつつ、シルバーの輝きでスタイリッシュな雰囲気を取り込んだグッドデザインなリングへと仕上がっています。ダブルとトリプルVer.の2タイプとなります。
先端にフェザー(羽)をあしらったシルバーネックレスは、チェーン部分との間に”スリーピングビューティーターコイズ”(通称『眠れる森の美女』)と言われるアメリカ・アリゾナ州にある鉱山「スリーピングビューティーマウンテン」でしか取れないターコイズを使い、さらに天然石であるムーンストーン(月長石)のビーズでそれを繋げたデザインとなっています。『月』は女性性の象徴であり、女性をサポートする力を秘めているとされています。また『ターコイズ』にはネガティブなイメージをはね除ける勇気と行動力が兼ね備わっているとされています。すなわち勇気をもって行動することで羽ばたくほどの飛躍が出来るといった女性へのメッセージが落とし込まれた、そういった意味合いをもったデザインといえます。
所属するバンド「Psychic TV」のシンボルマークとされている”サイキッククロス”をデザインにしたシルバーネックレスはバンドの公式商品としても販売されており、デザイナーが最も影響を受けたものといっても過言はないでしょう。世界的に支持されているバンドの神秘的な力が宿った力強い仕上がりのアイテムとなっています。
こちらは123個限定で制作されたリミテッドエディションのシルバーネックレス。「Psychic TV」が2014年にリリースしたアルバム『Snakes』がモチーフとなってデザインされたもので、こちらもかなり宗教的な仕上がりとなっています。ケース付きでさらに背面には一つ一つにナンバリングが刻み込まれた、こだわりを随所に感じる極上の逸品です。
他にはない独自の感覚と想いからデザインされる”LOVE JESSE DESIGNS”のシルバージュエリーは、人生を歩んで行くうえで大切な個性と感性を率直な想いでデザインに起こしてくれる唯一無二のブランドです。
ぜひ実際に手に取り、その想いを肌で感じ、じっくりと体感して下さいませ。
ブランド詳細 以下、翻訳。
私がジュエリー制作に目覚めたのは10代後半頃でした。ジュエリーは好きだったけど、素敵なものはとても手が出せるものではなかった—でもGreenwich Villageでビーズや材料を売ってる小さな店を見つけたんです。工具もそろえて、それ以来ずっとアクセサリーを作り続けています。
数年後、FITの夜間学校に入学して貴金属について学びました。叔母の家の向かいで、当時7歳だった息子の通う学校のすぐそばに住んでいたジュエリーデザイナーのElizabeth Lindsayに出会ったのはその頃でした。彼女は職人として彼女の元で働かないかとオファーしてくれて、私はそのチャンスに飛びつきました。逃すには惜しすぎる絶好の機会でした。
まだ駆け出しで、本物のデザイナーのもとで美しい925シルバーや18金を扱うのは初めてなのもあって不安もありましたが、これが私の人生を変えた瞬間でした。その後、ElizabethがHobokenから拠点を移したのをきっかけに、ニューヨークにある有数なジュエリーカンパニーでの仕事につきました。
その後20年、いくつかの大きいジュエリーカンパニーでマーチャンダイザーやデザイナーとして働き、アメリカ国内外の大手百貨店でも取り扱われるコレクションもデザインしました。
これらの仕事に満足はしていたものの、自分の手で物を作りたいという気持ちも、一方で芽生えてきました。シルバーやゴールドを扱うプロセスがやっぱり私は好きだったんです。作業台が私を待ってる気がしていました。
ここ数年でバンドの活動が忙しくなってきたのもあって、本当にしたいことを続けていくためには、思い切ってアメリカの実業界を飛び出すしかありませんでした。
2016年にその仕事を辞めて、私は音楽(Psychic TV)とLove Jesse Designsの二つにエネルギーを注ぐことにしました。
私の作品は全て、ニュージャージーの海の近くにあるスタジオで、私の二つの手で生み出しています。海の音と潮の香りがインスピレーションを与えてくれます。
作品にはリサイクル金属と、一流の商人から自分の手で選んだ紛争フリーの宝石のみを使用しています。
Love Jesse Designsは息子のJesse Nahem(1987-2013)の名前からとりました。Hobokenの家から引っ越す時に片付けをしていた時に、何年にも渡って溜めていた息子からの手紙が出て来て、全てに”Love Jesse”とサインされていました。私たちのロゴでもあったスカルの落書きと一緒にそのサインを使うしかないと思いました。Love Jesseは人生という旅路の中で、私の心に彼の記憶を生かし続ける存在です。
※追記、オンラインストアでも販売開始致しました。
LOVE JESSE DESIGNS ストアページ