デザイナーたちが再注目するミニマリズム

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ミニマリズムとはマテリアル(素材)にこだわり縫製と繊細で構築的な作りのことである。
80年代後半から代表的なデザイナーと言えばマルタン・マルジェラとヘルムート・ラングである。snsの発達とともにブロガーやファッションスナップ、インフルエンサーなどがファッション評論家達より勢いを見せはじめ写真ではわかりにくいミニマリズムの服よりジェレミー・スコットやKTZなどが人気ブランドになり衰退を見せ始めた頃、フード・バイ・エアー、オフ・ホワイトの登場とマルジェラの哲学を受け次いでいたヴェトモンまでもが”VETEMENTS”とプリントしたセキュリティジャケットがSNSのブロガー達にブレイクして今やDHLやメタルロゴなど生産しインスタグラムしやすい服作りとなって海外のファッション・ジャーナリストからもの厳しい評判も多くなっている。

しかしリックオウエンスがインタビューで”現代の20代の子はマルタン・マルジェラ、ヘルムート・ラングといったデザイナーたちをリアルタイムで観ていない。彼らがやってきたことを自分なりの方法でやっている”と答えている。

ここ最近ミニマリズムの服作りをするブランドが人気が上がっている。ch.(チャプター)はマルジェラの構築的な服作りと建築からくる様式美をうまく兼ね備え、あのNYCのメンズファッションのカリスマ”ニックウースター”も虜にしている。

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(ch.×Nick wooster,ch.(chapter) 2016AW)

MONOCHROMEもフューチャー・テーラリング(未来の仕立屋)をスローガンにしデザイナー本人がマテリアル選びから縫製にいたるまでおこなわれ徹底したミニマムな服作りを続けている。
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(MONOCHROME 2017SS)

NEUW DENIMも優れた素材、卓越した技術と着心地の追求ヘルムート・ラングをリスペクトし音楽カルチャーを取り入れたミニマルなアプローチを見せています。
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(NEUW DENIM)

これからますますニュージェネレーションのデザイナーたちがヘルムート・ラングやマルタン・マルジェラがやってきた退廃的なミニマリズムを追求していくだろう。