SIMON FOWLER EXHIBITION – NO RESERVATIONS

SIMON FOWLER

“次世代クリエイターによる印刷絵図”

大阪・南堀江にある小さなギャラリースペース「PULP」にて、3/12〜19日までSimon Fowler(サイモン・ファウラー)によるエキシビション”No Reservations”が開催されている。

Simon Fowlerといえば、ロンドン出身のアーティストで印刷技術を得意とするイラストレーターである。過去に日本でも絶大な人気を誇る轟音のドゥームメタルバンドSun O)))と親交の深い日本のBorisとのジャパンツアーのアートワークやポストメタルを代表するNeurosisとGodfleshによるツアーのアートワーク他、次世代のトリップホップアーティストとして名高いThe Bugのアルバムアートワークも手掛けた。

2013年にはイギリスで活躍する和製サイケデリックバンドBO NINGENのKohei Matsudaと共同で日本でもエキシビジョンを行い、交友関係の広い繋がりが垣間見られた。

彼が独学で修得した卓越した技術は唯一無二である。”Hanga”と呼ぶ技法はヨーロッパとアジアの凸版印刷などの技術を用い、独特な作品を生み出す。

ミュージシャンとの交流が深い人物ではあるが、ファッション業界からもオファーは絶えず、クリスチャン・ルブタンやアレキサンダー・マックイーンなどの一流ブランドにも作品を提供した経緯をもつ。今春の4月にはサイバーパンクコミック「AKIRA」の作者として知られる大友克洋とのコラボレーションで知られ、アニメ「エヴァンゲリオン」やブランドC.Eのデザインも手掛けたコラージュアーティスト河村康輔との新たなプロジェクト「Lost for Words」の発表も控えている。

同エキシビジョンにおいては、過去10年間の作品を展示した内容となっており、彼の魅力が一挙に集約されたアーカイブ作品が観られる。

次世代のクリエイターが繰り広げるパラレルワールドが堪能出来るだけあって一見の価値あるものとなっている。