ディーター・ラムスが生んだ革新的デザイン

ディーター・ラムス

【知ると面白い!”ディーター・ラムス”流インダストリアルデザインの極意】

ディーター・ラムス

ディーター・ラムス。プロダクトデザインにおいて彼の名前を知らない人はいないぐらいの著名人である。

プロダクトデザインとは製品全体のデザインであり、インダストリアルデザイン(工業デザイン)もその中の一つとして組み込まれています。よく混合されがちな部分ではありますが、違いを知ると奥が深いことに気付かされるでしょう。

我々が普段生活する中で日常的に使う物、生活雑貨から家電、衣料品、文具、自転車など幅広い身近な製品はプロダクトデザイナーによりデザインされます。それにおいて、工業製品、機械製品を主に手掛けるのがインダストリアルデザイナーで、さらにその精密な製品を設計するデザイナーがメカニカルデザイナーとして様々な製品が日々、世に送り出されています。

その分野でインダストリアルデザイン界に革新的なデザインをもたらした人物こそがディーター・ラムスとなります。

ディーター・ラムス

彼は電気シェーバーや電動歯ブラシで有名なBRAUN(ブラウン)社の専属デザイナーとしてその技術を磨きあげました。

ディーター・ラムス

 

 

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1950年代頃、戦後復興真っ只中にブラウン社から初の電気シェーバーを発売。いまにも受け継がれている社の主力製品となったその製品技術は全世界の企業が羨むほどでありました。その技術を活かし、当時トップデザイナーにまで登り詰めたラムズは、ブラウン社で最も有名となったレコードプレーヤーSK-4とハイスペックな35mmスライド映写機「Dシリーズ」(D45,D460など)をデザインし、瞬く間にその製品は世の中に波及しました。

徹底した機能美にこだわる信条をもつラムズは、無駄なデザインを起こすことなく限りなく”ミニマル”なデザインを追求したことで現代社会のプロダクトデザインにおいても多大なる影響を与えました。

ディーター・ラムス

 

 

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その一つがアップル社が開発したiPhoneを始めとするiPod、iMacなどの製品となります。その他にも日本から海外へと進出を果たし成功を収めている無印良品など、いまでは世界の主軸となる大企業が彼のデザインを参考にするなど、言わずと知れた伝説的な人物なのであります。

ディーター・ラムス

 

 

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彼がデザインした多くの製品は現在ニューヨーク近代美術館(MoMA)に永久展示されています。

1998年に退社するまで30年以上にわたり、ブラウン社を支えたラムズは首尾一貫した考え方で成功へと導きました。その成功へと導いた秘訣には自身が提唱した十か条というものがあります。

良いデザインは革新的である。
良いデザインは製品を便利にする。
良いデザインは美しい。
良いデザインは製品を分かりやすくする。
良いデザインは慎み深い。
良いデザインは正直だ。
良いデザインは恒久的だ。
良いデザインは首尾一貫している。
良いデザインは環境に配慮する。
良いデザインは可能な限りデザインをしない。

こういった根本を常に崩さず、本当に良い物をプロダクトした本物のデザイナーはますますこれからの時代において影響されていくことでしょう。

そんな彼にインスピレーションを受けた、今季から立ち上げのブランド「GHSTS」も魅力たっぷりなデザインを施しているので、彼の意志を感じながら”本物”のブランドデザインを実感してみてください!